橿原市にある橿原神宮でウサギの大絵馬を見てきました!
橿原神宮の境内にはその年の十二支を描いたとても大きな絵馬が飾られています。
毎年11月末に次の十二支にかけ替えられ、一足早く新年の訪れを感じることができます。
大東亜戦争の戦没者を慰霊する若桜友苑で見つけた奇妙な石造物も撮影してきました。
撮影日:2023年06月16日(水)
橿原神宮の大絵馬
ウサギの大絵馬
大絵馬は外拝殿に飾られています。
1960年(昭和35年)の徳仁親王殿下ご誕生から毎年恒例となっています。
原画を手がけたのは橿原市在住の日本画家の藤本静宏さんです。
藤本さんは2012年(平成24年)から原画を担当されています。
鋭い眼差しで走り出す野ウサギが力強く描かれています。
躍動感を表現するためにうだ・アニマルパーク(宇陀市)などで研究を重ねたそうです。
橿原神宮の壮大な外拝殿にも映えるとても大きな絵馬です。
高さ4.5メートル、幅5.4メートルで畳約14枚分、授与品の絵馬の1600倍の大きさです。
御歌碑の前にキノコがたくさん生えていました。
スーパーマリオの映画が大ヒットしているとはいえ不敬なキノコですね。
吉村長慶の石造物?
境内北側の若桜友苑を散策していると奇妙な石造物を見つけました。
場所は殉國之碑と瑞鶴之碑の前にある芳名板のすぐ横です。
推古時代から昭和時代まで、七つの時代の身なりを表現しているようです。
右に「世相今昔」、中央に「予言 神即理也放送 長慶」と刻まれています。
「長慶」と刻銘があるので吉村長慶が奉納した石造物でしょうか。
数々の石造物を遺した奇傑の生涯
背面には「羅馬開講刻紀念此石中鎮髪爪 長〇」と刻まれ、長慶が高野山に奉納した信條碑の台座にある「創立羅馬講堂」と符合します。
ただ『宇宙庵 吉村長慶』の石造物総合目録に記載がないのでパチもんかもしれません。
全国各地の絵馬をカラーで解説
アクセス情報
■ 橿原神宮 (かしはらじんぐう)
サイト | http://www.kashiharajingu.or.jp/ (公式) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
所在地 | 奈良県橿原市久米町934 | ||||||
電話 | 0744-22-3271 | ||||||
宗派 | 神社本庁 ※別表神社 | ||||||
社格 | ― 勅祭社 |
||||||
旧社格 | 官幣大社 | ||||||
主祭神 | 神武天皇 (じんむてんのう) 媛蹈鞴五十鈴媛命 (ひめたたらいすずひめのみこと) |
||||||
配祀神 | |||||||
創建 | 1890年(明治23年) | ||||||
拝観料 | 境内無料
|
||||||
拝観時間 | 境内自由
|
||||||
駐車場 | 有料駐車場あり 500円 約800台 | ||||||
トイレ | あり | ||||||
文化財 | 重要文化財 橿原神宮本殿 | ||||||
霊場巡礼 | 神仏霊場巡拝の道 第33番(奈良第20番) | ||||||
最寄駅 | 近鉄橿原線「橿原神宮前」駅より徒歩7分(550m) バスは橿原神宮前駅より「橿原神宮前」で降車してすぐ |
ご意見掲示板