撮影日記神社・寺院

日本で唯一の饅頭の神社がある漢國神社に行ってきました!

漢國神社/石灯籠_tmb

奈良市にある漢國神社かんごうじんじゃ(漢国神社)に行ってきました!

漢國神社は疫病よけの神さまともいわれる園神そののかみ韓神からのかみを祀っている神社です。
境内には日本で唯一という「饅頭の神社」もあります。

撮影日:2021年03月11日(木)

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参拝者を見守るアマビエ

拝殿

漢國神社/一の鳥居

漢國神社は近鉄奈良駅のすぐ西側に鎮座しています。
一の鳥居はやすらぎの道に面していて、奥に見える表門が境内の入り口です。
鳥居をくぐって右側の建物は社務所です。

漢國神社/表門

表門と境内を囲む白い壁は寺院のような佇まいです。
芳名板の手前に参拝者専用の駐車場(無料)があります。

漢國神社/鳥居と手水舎

境内には花木が多く、奈良駅前とは思えない静けさで気持ちがいいです。
参道の左側に手水舎、右側に授与所と神楽殿、石舞台があります。

漢國神社/鳥居

鳥居の両脇には狛犬と随神像が置かれています。

漢國神社/拝殿

拝殿は檜皮葺きで、妻入なのが特徴的です。

本殿

漢國神社/拝殿内

拝殿内の蟇股には社紋の「松皮菱まつかわびし」が刻まれています。
……おや!?右上に掲げられているのは……!

漢國神社/アマビエ
※マウスオーバーでクロップした写真を表示します

奈良市の小学2年生の上田龍空うえだりゅうくくんが描いたアマビエの絵です。
アマビエは長い髪にくちばし、ウロコに覆われた体と三本足が特徴の妖怪です。
その姿を写した絵には疫病よけのご利益があるといわれています。

漢國神社/赤龍
※マウスオーバーでクロップした写真を表示します

アマビエの横には龍空くんが描いた赤龍の絵も飾られています。
どちらの作品も水彩特有の鮮やかさと透明感がとても素敵ですね。

漢國神社/欄間

欄間に彫られているのはたぶんキジだと思います。
境内には白いキジを埋めたという白雉塚はくちづかがあるそうなのですが見落としました。

漢國神社/拝殿と本殿

横から見た拝殿と本殿です。
本殿は桃山時代の建立で、奈良県指定文化財に指定されています。
説明板には「三間社流造・檜皮葺で、要所を極彩色に塗装した美しい建物」とあります。

漢國神社/本殿

創建は推古天皇元年(593年)、勅命により大神君白堤おおみわのきみしらつつみが園神を祀ったことに始まります。
その後、養老元年(717年)に藤原不比等が韓神二座を合祀しました。
祭神は園神をオオモノヌシ、韓神二座をオオナムチスクナビコナとしています。

漢國神社/本殿(後ろ)

社伝によると、平安宮の宮内省に鎮座していた園神社と韓神社は、貞観元年(859年)にこちらの祭神を勧請して創建されたそうです。
ちなみに園神社と韓神社は宮中の式内社三十六座のうちで唯一の名神大社です。

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日本で唯一の饅頭の神社

林神社

漢國神社/林神社と鎧蔵

本殿北側には林神社りんじんじゃ鎧蔵よろいぐらがあります。

漢國神社/林神社

日本で最初に饅頭を作ったとされる林浄因りんじょういんを祀る林神社です。
日本で唯一という饅頭の神社で、毎年4月19日に菓子業界の繁栄を祈願する「饅頭まつり」が開催されてお茶と饅頭がふるまわれます。
1978年(昭和53年)には菓子の神である田道間守たじまもりを合祀しています。

漢國神社/林神社(斜め)

林浄因は貞和5年(1349年)に渡来して現在の奈良市林小路町はやしこうじちょうに居住したそうです。
中国で肉を包んだ饅頭(マントウ)の職人をしていた林浄因は、肉食が禁じられている日本の僧侶のために小豆あんを使った饅頭を作って売り出しました。
これが日本で最初の小豆あん入りの饅頭で、日本の饅頭の元祖といわれています。

漢國神社/梅の絵

社殿には梅が描かれていて、周囲にも何本か植えられていています。
花はちらほら咲いていましたが見ごろには遅かったみたいです。

漢國神社/石灯籠

石灯籠も饅頭仕様です。
大きすぎてどちらかというと鏡餅に見えますw

漢國神社/神石

社殿横にしめ縄で囲われた神石がありました。

境内社

漢國神社/鎧蔵

鎧蔵には徳川家康が奉納したと伝えられる茶糸威胴丸具足ちゃいとおどしどうまるぐそくが納められていました。
奈良市指定文化財に指定されていて、現在は奈良国立博物館に寄託されています。
レプリカが神楽殿に展示されていますが、今回は障子が閉まっていて見えませんでした。

漢國神社/饅頭塚

鎧蔵前にある饅頭塚です。

漢國神社/饅頭塚(アップ)

林浄因が結婚の際に、子孫繁栄を願って紅白饅頭をこの石の下に埋めたといわれています。

漢國神社/八王子神社

本殿南側にある八王子神社です。
境内社で瓦葺きの社殿というのは珍しいですね。
饅頭塚横にある葵神社も同じ形をしています。

漢國神社/手水舎

手水舎のなかの祠は水神社です。

漢國神社/源九郎稲荷神社

表門を入ってすぐ左側にある源九郎稲荷神社です。
源九郎稲荷神社といえば郡山城の鎮守が知られていますが、こちらは開化天皇陵に住む源九郎狐を祀っていた念佛寺境内の稲荷神社を遷座したようです。

あとがき

檜皮葺きの拝殿と本殿、日本で唯一の饅頭の神社、境内社の瓦葺きの社殿、寺院のような飾り瓦や鬼面文鬼瓦など見どころがたくさんありました。
鳥居横の桜の木がとても立派だったので、桜の花が咲くころにまたお詣りしたいと思いますw

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アクセス情報

■ 漢國神社(漢国神社) (かんごうじんじゃ)

サイト https://kangou-jinja.jp/ (公式)
所在地 奈良県奈良市漢国町2
電話 0742-22-0612
宗派 不明
社格 式内社(式内小社) ※狹岡神社八座 論社
旧社格 県社
主祭神 大物主命 (おおものぬしのみこと)
大己貴命 (おおなむちのみこと)
少彦名命 (すくなびこなのみこと)
配祀神
創建 推古天皇元年(593年)
拝観料 境内無料
拝観時間 06:00~18:00

社務所: 09:00~17:00
駐車場 無料駐車場あり 約4台
トイレ なし
文化財 奈良県指定文化財 漢国神社本殿
霊場巡礼
最寄駅 近鉄奈良線「近鉄奈良」駅より徒歩2分(150m)

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