生駒市にある往馬大社で龍の大絵馬を見てきました!
往馬大社の楼門には毎年その年の十二支を描いた大きな絵馬が飾られます。
高座では年始恒例の干支展が開催されていたのでそちらも鑑賞してきました。
撮影日:2024年01月16日(火)
往馬大社の大絵馬
龍の大絵馬

大絵馬は拝殿へ向かう石段の途中にある楼門に掲げられています。
縦93センチ、横143センチの大きな絵馬です。

大絵馬を奉納したのは生駒市在住の洋画家の安部敬二郎さんです。
安部さんはライフワークとして「日本の干支」を描いていて、往馬大社には2002年(平成14年)から大絵馬を奉納しているそうです。

炎に包まれた勇ましい表情の龍が描かれています。
今年の大絵馬には「昇竜~火祭りの頃」というタイトルがつけられています。

往馬大社の例祭は「火祭り」と呼ばれ、毎年10月のスポーツの日の前日に開催されます。
お祭りの最後には、燃えさかる松明を肩に担いで石段を駆け降りる「火取り」が行われます。
日本の龍展

高座では年始恒例となっている安部敬二郎「日本の龍展」が開催されていました。
博物館の水墨画や社寺の天井画の龍、全国各地の張り子や土鈴の龍など、安部さんがいろんな龍を描いた作品約50点が展示されています。

正面には力強い筆致で雲龍図を描いた作品が並びます。

こちらも雲龍図など迫力のある作品がずらり。
安部さんは30年ほど前からその年の干支にちなんだ個展を各地で開催しています。

永源寺(滋賀県東近江市)の天井画や健命寺(長野県下高井郡野沢温泉村)の彫刻など。
往馬大社での干支展は2013年(平成25年)からの恒例となっているそうです。

大前神社(栃木県真岡市)の天井画や道後温泉(愛媛県松山市)の鬼瓦など。
今回の干支展でも1月末に一部作品の展示替えが行われる予定です。

空を舞う龍と薬師寺(奈良市)の東塔を描いた「春を呼ぶ龍」。

龍の力強さとダイナミックな動きを表現した「躍動する龍」。
この作品の龍のごとく、この一年が飛躍の年になりますように。
アクセス情報
正式名称 | 往馬坐伊古麻都比古神社 (いこまにいますいこまつひこじんじゃ) |
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別名 | 生駒神社 (いこまじんじゃ) |
サイト | https://ikomataisha.or.jp/(公式) |
所在地 | 奈良県生駒市壱分町1527-1 |
電話 | 0743-77-8001 |
宗派 | 神社本庁 |
社格 | 式内社(式内大社) 月次新嘗 ※往馬坐伊古麻都比古神社二座 |
旧社格 | 県社 |
主祭神 | 伊古麻都比古神 (いこまつひこのかみ) 伊古麻都比売神 (いこまつひめのかみ) 気長足比売尊 (おきながたらしひめのみこと) ※神功皇后 足仲津比古尊 (たらしなかつひこのみこと) ※仲哀天皇 誉田別命 (ほんだわけのみこと) ※応神天皇 葛城高額姫命 (かつらぎたかぬかひめのみこと) 気長宿祢王命 (おきながすくねおうのみこと) |
配祀神 | |
創建 | |
拝観料 | 境内無料 |
拝観時間 | 境内自由 |
イベント | 安部敬二郎「日本の龍展」 2024年1月1日(月)から2月29日(木)まで |
駐車場 | 無料駐車場あり 約50台 |
トイレ | あり |
文化財 | 奈良県指定天然記念物 往馬大社の社そう |
霊場巡礼 | |
最寄駅 | 近鉄生駒線「一分」駅より徒歩8分(500m) バスは生駒駅より「中菜畑二丁目」で降車して徒歩6分 |
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