生駒市にある往馬大社でヘビの大絵馬を見てきました!
往馬大社の楼門には毎年その年の十二支を描いた大きな絵馬が飾られます。
高座では年始恒例の干支展が開催されていたのでそちらも鑑賞してきました。
撮影日:2025年02月28日(金)
往馬大社の大絵馬
ヘビの大絵馬

大絵馬は拝殿へ向かう石段の途中にある楼門に掲げられています。
縦90センチ、横120センチの大きな絵馬です。

大絵馬を奉納したのは生駒市在住の洋画家の安部敬二郎さんです。
安部さんはライフワークとして「日本の干支」を描いていて、往馬大社には2002年(平成14年)から大絵馬を奉納しているそうです。

国の天然記念物に指定されている「岩国のシロヘビ」が描かれています。
山口県岩国市の岩國白蛇神社に生息するシロヘビがモデルになっています。

首を伸ばして瀬戸内海を眺めるシロヘビの優しい目が印象的です。
巳を描く展

高座では年始恒例となっている安部敬二郎「巳を描く展」が開催されていました。
山口や熊本の神社のシロヘビ、全国各地の張り子や土鈴のヘビなど、安部さんがいろんなヘビを描いた作品約50点が展示されています。

左は岩國白蛇神社のシロヘビと阿蘇白水龍神權現(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)のシロヘビです。
右は正倉院宝物の「螺鈿紫檀琵琶」にシロヘビが巻きついています。

都井岬(宮崎県串間市)のシロヘビや蛇体把手付土器と土笛を吹く少女など。
安部さんは30年以上前からその年の干支にちなんだ個展を各地で開催しています。

興福寺所蔵で国宝の「沙羯羅像」や大英博物館所蔵のアステカの「双頭の蛇」など。
往馬大社での干支展は2013年(平成25年)からの恒例となっているそうです。

全国各地の張り子や土鈴のヘビなど。
今回は展示替えがないとのことでしたが、小品が何点か途中で片づけられたようです。

花盛りの梅の木を這う岩國白蛇神社のシロヘビ。

観音さまを乗せたシロヘビが楽しそうでかわいいです。
アクセス情報
正式名称 | 往馬坐伊古麻都比古神社 (いこまにいますいこまつひこじんじゃ) |
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別名 | 生駒神社 (いこまじんじゃ) |
サイト | https://ikomataisha.or.jp/(公式) |
所在地 | 奈良県生駒市壱分町1527-1 |
電話 | 0743-77-8001 |
宗派 | 神社本庁 |
社格 | 式内社(式内大社) 月次新嘗 ※往馬坐伊古麻都比古神社二座 |
旧社格 | 県社 |
主祭神 | 伊古麻都比古神 (いこまつひこのかみ) 伊古麻都比売神 (いこまつひめのかみ) 気長足比売尊 (おきながたらしひめのみこと) ※神功皇后 足仲津比古尊 (たらしなかつひこのみこと) ※仲哀天皇 誉田別命 (ほんだわけのみこと) ※応神天皇 葛城高額姫命 (かつらぎたかぬかひめのみこと) 気長宿祢王命 (おきながすくねおうのみこと) |
配祀神 | |
創建 | |
拝観料 | 境内無料 |
拝観時間 | 境内自由 |
イベント | 安部敬二郎「巳を描く展」 2025年1月1日(水)から2月28日(金)まで |
駐車場 | 無料駐車場あり 約50台 |
トイレ | あり |
文化財 | 奈良県指定天然記念物 往馬大社の社そう |
霊場巡礼 | |
最寄駅 | 近鉄生駒線「一分」駅より徒歩8分(500m) バスは生駒駅より「中菜畑二丁目」で降車して徒歩6分 |
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