撮影日記神社・寺院

番外編 葛木坐火雷神社に行ってきました! 大砲

葛木坐火雷神社/大砲(前方煽り)_tmb

葛木坐火雷神社かつらきにいますほのいかづちじんじゃに行ってきました、の番外編です!

葛木坐火雷神社の境内には日露戦争戦利品の大砲が据えられています。
本編には掲載しきれなかった大砲の写真を紹介します。

※撮影日:2019年03月08日(金)

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葛木坐火雷神社の大砲

大砲

葛木坐火雷神社/大砲(ロング)

大砲は拝殿下の広庭に据えられています。

葛木坐火雷神社/大砲(斜め前)

陸軍省より奉納された日露戦争戦利品でロシア製の加農攻守城砲です。
「加農」はカノン砲の「カノン」の当て字だそうです。

葛木坐火雷神社/大砲(横)

説明板からの引用です。

この大砲は日露戦役の記念として明治四十二年六月に政府より当神社へ奉献された露国製加農攻守城砲で昭和五十一年春に今上陛下御在位五十年を記念して有志の寄進により車輪を修復した
葛木坐火雷神社/大砲(斜め後ろ)

砲身や砲車にうっすらとコケが生えていてめちゃくちゃかっこいいですw

葛木坐火雷神社/大砲(裏斜め後ろ)

大砲や砲弾は全国各地の神社や寺院に奉納されましたが、ほとんどは大東亜戦争中の金属類回収令によって供出されたり、戦後に占領軍の命令で処分されてしまったそうです。
当時のままの姿で残されているのはとても珍しいですね。

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もっと大砲

葛木坐火雷神社/大砲(後方煽り)

明治三十七八年戦役(日露戦争)紀念碑の建立にあたり、こちらの神社では大砲3門や砲弾30個などの下付を求めましたが、実際に下付されたのは大砲1門と砲弾2個だけだったそうです。

葛木坐火雷神社/大砲(真後ろ)

要望が通った場合の配置予定のイラストが、奈良県立図書情報館のこちらのページで公開されている「日清日露戦争と奈良」(PDF)に掲載されています。
配置予定では砲弾を瑞垣のように使っていて面白いですw

葛木坐火雷神社/大砲(前方煽り)

古い写真を見ると砲弾2個も大砲の横に置かれていたようですが現在はありません。

葛木坐火雷神社/大砲(俯瞰)

拝殿への石段から見下ろした大砲です。

葛木坐火雷神社/大砲と幼木

大砲を据える台座にもコケが着生していてとても美しいです。

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アクセス情報

■ 葛木坐火雷神社 (かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)

別名 笛吹神社 (ふえふきじんじゃ)
サイト http://fuefukijinja.org/ (公式)
所在地 奈良県葛城市笛吹448
電話 0745-62-5024
宗派 神社本庁
社格 式内社(名神大社) 月次相嘗新嘗 ※葛木坐火雷神社二座
式内社(式内小社) ※爲志神社 合祀
旧社格 郷社
主祭神 火雷大神 (ほのいかづちのおおかみ)
天香山命 (あめのかぐやまのみこと)
配祀神 高皇産霊神 (たかみむすびのかみ)
大日孁貴尊 (おおひるめむちのみこと)
天津彦彦火瓊瓊杵尊 (あまつひこひこほのににぎのみこと)
伊古比都幣命 (いこひつべのみこと)
創建
拝観料 境内無料
拝観時間 境内自由

社務所: 08:30~16:30
駐車場 なし
※笛吹園地駐車場を利用 無料 8台 07:00~17:00
トイレ あり
文化財 奈良県指定史跡 笛吹神社古墳
奈良県指定天然記念物 笛吹神社イチイガシ林
霊場巡礼
最寄駅 近鉄御所線「忍海」駅より徒歩34分(2.5km)
バスは葛城市コミュニティバス「笛吹神社前」で降車してすぐ

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