ちょ撮記 大和神社でヘビの大絵馬を見てきました！

天理市にある大和神社おおやまとじんじゃでヘビの大絵馬を見てきました！

大和神社の拝殿には毎年その年の十二支を描いた大きな絵馬が飾られます。
龍の画家として活躍されている塩谷栄一しおやえいいちさんが制作されたとても美しい絵馬です。
近くにある渟名城入姫神社ぬなきいりひめじんじゃにもお詣りしてきました。

撮影日：2025年10月23日(木)

大和神社の大絵馬

ヘビの大絵馬

大絵馬は拝殿の濡れ縁に掲げられています。
拝殿にガラス戸が設置され、大絵馬の台座も新調されたようです。

神話から抜け出してきたかのような、龍にも劣らない迫力です。

大絵馬を奉納したのは京都市在住の日本画家の塩谷栄一しおやえいいちさんです。
大和神社には2010年(平成22年)から大絵馬を奉納しているそうです。

塩谷さんは京都市の賀茂御祖神社かもみおやじんじゃ(下鴨神社しもがもじんじゃ)にも大絵馬を奉納しています。
そちらは塩谷さんのサイトのこちらのページで見ることができます。

境内摂社の増御子神社ますみこじんじゃにも大きな絵馬が掲げられています。

白蛇にょろーん。

渟名城入姫神社

渟名城入姫神社ぬなきいりひめじんじゃにやってきました。
大和神社の境外社で、その名の通り渟名城入姫を祀る神社です。

渟名城入姫は崇神天皇すじんてんのうの皇女で、『古事記』や『日本書紀』にも登場します。

『日本書紀』の崇神天皇6年(紀元前92年)条に、日本大国魂神やまとおおくにたまのかみを渟名城入姫に取り憑かせて祀らせたが、渟名城入姫は髪が落ち体は痩せて祀ることができなかったとあります。
倭大国魂神やまとおおくにたまのかみは市磯長尾市いちしのながおちが祀ることになり、渟名城入姫がどうなったのかは不明です。

由緒板からの引用です。

狛犬です。

大和神社の御旅所がある中山大塚古墳は渟名城入姫の墓と伝わります。

塀の上に道標が設置された民家の角を曲がると渟名城入姫神社があります。
大和神社から徒歩だと12分、鳥居前の道をまっすぐ南下して写真奥から来ることになります。
黒塚古墳展示館駐車場からは徒歩8分で、途中には重要文化財の長岳寺五智堂ちょうがくじごちどうも見られます。

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